丙午の組み合わせ
「丙」は、これまでの活動(精神・思想・理念・技術)が活発化し、表に見える形となり、明かにわかってくる。
「午」は、ピークを迎え、変わらざるを得ない。
と、紹介しました。
在来の支配的代表勢力が大いに伸びて盛んになるが、反面にそれに対する反対勢力が内側から突き上げてきている、
これをよく処理するか、し得ないかで今後に関わってくると読めます。
丙(表に出る火) × 午(火の極点)
「表に出たものが、極限まで燃え上がる」
火のイメージや火のはいる熟語をみると、
「炎上、灼熱、爆発、燃焼
火事、火種、火元、点火、着火、消火、火急、火照り、火花を散らす」
ここから導かれる象意は、
【爆発的な出来事、感情・思想・運動が過激化しやすい。始まりは華やか、持続が難しい】
歴史的にみると、
1966年(昭和41年)
ベトナム戦争が拡大(火:武力で火:思想を制しようとした構図)
中国で文化大革命開始(理念と情熱が暴走)
日本はオリンピック不況などを脱し、景気は長期成長となる「いざなぎ景気」へと本格的にスタートを切った年
ではあるけど、
社会的心理としての恐れや迷信により、出産数が激減した年。
1906年(明治39年)
明治38年に日露戦争が終わり、世界的勢力に伸し上がりますが、
勝ち戦という体面を作ったことで、これまでの無理や苦労がこみあげてくるなど、
精神的にも物質的にも矛盾や悩み(国家総動員体制へつながる流れの初期段階)が突き上げてきた年。
1846年
徳川幕府の勢力はずっと続いて盛んではあるが、倒幕の動きが突き上げてくる。
天候不順や物価高など、江戸後期の社会疲弊の顕在化や外国勢力。
反動勢力に支配された例のきっかけの年。
また、1606年は、豊民勢力の安定の一方、徳川反動勢力の突き上げ、
1186年は、平家が滅び、源氏が勝つ中で、頼朝に義経という反動勢力の突き上げ。
なんかもあります。
以上を踏まえ、
丙午の年は、
火が強いだけでなく、火を恐れる、反対勢力により、抑制がかかる年。
限界が露呈し、修正を迫られる年。
真実が明るみに出て、極限まで試され、それでも残るものだけが次に進める、
まさに、「選別と更新の年」とも言えます。
参考
「干支の活学」安岡正篤
「東洋医学講座」小林三剛