6月7日。
おかげさまで、鍼灸是梵治療処は開院12周年を迎えました。
これまで支えてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
開院当初は、「症状を改善すること」に意識が向いていました。
それが治療家の仕事だと信じていたし、今もその姿勢は変わりません。
ただ、12年間で多くの方の身体と向き合ううちに、気づいたことがあります。
身体は、その人の人生を映す鏡だということ。
触れることで、その人の生き方そのものと対話しているような感覚を、今は持っています。
だから最近は、「治す」というよりも、その人が本来持つ回復力が発揮される環境を整えること。
僕の役割は、そのための余白をつくることなのだと思っています。
これは後退ではなく、深化なのだと確信しています。
13年目からの鍼灸是梵治療処は、「本来のリズムに還る場所」でありたい。
明日もその翌日も、一人ひとりの身体と静かに向き合い続けます。