先日、全日本鍼灸学会に参加してきました。
久しぶりの学会参加、
学びはもちろん、再会と出会いも詰まった実りの多い時間となりました。
今回の大きな目的は症例報告の抄録作成ワークショップへの参加。
今まで症例報告というものにあまり関わってこなかったのですが、
「今後、自分でも挑戦してみたい」と思っていたタイミング、まさにぴったりの内容でした。
ファシリテーターの先生方がとてもフレンドリーで、参加者同士のやり取りも活発。
僕が参加したグループも盛り上がりました!
実際の症例をどう組み立てるかをみんなで意見を出し合い、試行錯誤する中で、いろいろな視点を共有することができました。
論文作成の難しさとともに、その面白さも実感できました。
今後の臨床では、“もし症例報告をするなら”という視点も意識しながら、日々の施術を深めていきます。
会場では、久しぶりにお会いする先生方や、初めてお目にかかる先生方、
そして日頃お世話になっているメーカーさんにもご挨拶することができました。
情報交換をしたり、近況を報告し合ったりと、貴重な交流の時間となりました。
先生方の症例報告や研究発表もたくさん聞くことができたことも大きな収穫でした。
今までやってきたことを後押ししてくれるような発表もあれば、
臨床に取り入れてみたいなと思えるような新しい視点や技術のヒントもあり、
あっという間の時間でした。
今回の学会参加は、
日々の施術のなかで見落としがちな“気づき”や“振り返り”を与えてくれるものとなりました。
今回の学会で得た知識や技術を、これからの施術にどんどん活かしていきます。