今回のネパール滞在では、昨年から続くチベット医学生への講義に加え、現地でボランティア施術を行う機会をいただきました。
初日に訪れたのは、アムチ(チベット医)の診察所。
2年前に僕自身がアムチに診断してもらった、思い出の場所。
アムチとも2年ぶりの再会。
自分が施術をする側として、この場所に戻ってくるとは!
今回は、こちらで5名の患者さんを施術させていただきました。
施術をするうえで大きな力になってくれたのが、通訳のクンサンとチミ君です。
症状や身体の状態を聞き取り、こちらの意図を伝え、患者さんの反応を受け取る。
言葉の壁があるなかで、彼らの存在には本当に助けられました。
鍼灸の施術では、身体の状態を把握するために、言葉による問診だけでなく、
実際に身体に触れ、皮膚や組織の状態、左右差、圧痛などを確認していきます。

言葉で確認しなければわからないこともあります。

言葉で確認しなければわからないこともあります。
それでも、施術を終えた患者さんの顔を見ると、
血色がよくなっていたり、自然と口角が上がって、
にこやかな表情になっていたり。
その変化だけで言葉以上に伝わってくるものがあります。
言葉が通じないからこそ、普段以上に観察する。
目の前の身体から得られる情報を頼りに、何ができるかを考える。

今回の施術でも、改めてそのことを実感しました。
目の前の身体から得られる情報を頼りに、何ができるかを考える。

今回の施術でも、改めてそのことを実感しました。
そして、施術を支えてくれたクンサンをはじめ、
機会をつくってくださった皆さんに感謝しています。
2年前に診てもらった場所で、鍼灸師として戻ってくる。
不思議な縁ですが、こうして少しずつつながっていくことを嬉しく思います。
これからも、目の前の一人ひとりの身体と向き合いながら、
自分にできることを続けていきたいきます。