先日、Feastivel de furueという音楽フェスに行ってきました。
今後、鍼灸含めたリトリートで参加できたらいいなという淡い期待もしつつ、リサーチも兼ねて。
結果、出演アーティストはもちろん、雰囲気やローケーション、フードもすべてが最高で、
これは純粋に楽しむものだという結論に至りました。
エルメール・パスコアールグループの圧巻のライブは、
魂が揺さぶられるという感覚とはこういうことだと、初めて認識することができました。
帰宅してからも音楽が聴きたくてたまらなくなり、
普段あまり聴かなかったような音や曲が気になったり、
いつも聞いている楽曲の聴き方が変わったり、
音楽のさらなる楽しみ方や見える景色の種を植え付けられた気がしています。
御年87歳。まさに音符の神様。
先月はテリーライリー氏のライブ。御年88歳。
お二方とも80歳超えてまだまだ現役。
楽しそうに演奏しているのが印象的でした。
そしてお客さんの期待をはるかに上回るパフォーマンス、プロ意識。
常に創造し進化しているからこその演奏。
一つ一つの音に歴史が宿る。
視える世界も違うんだろうな、そしてそんな境地にたどり着きたいなら来いと教唆を含むものでした。
是梵治療処を開院してもうすぐ10年。
この9年間で、ツボの取り方や鍼の角度や深さ、刺す順序、道具、そして自分自身の身体の使い方など、実践と修正を繰り返してきました。現在も進行中です。
進化しているのかは結果論で現時点ではわからないことですが、
目標はいずれがお二方の演奏のような鍼灸施術ができること。
そんな過程の中にある是梵治療処を通して理念の1つでもある、『感動体験』をしていただけたら幸いです。