是梵(ぜぼん)治療処

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セラピスト向けシステマワークショップに参加してきました。

システマとは、ロシア特殊部隊における様々な経験・蓄積を加味して体系化された武術ではありますが、

自然な人間本来の動き、呼吸、心身のリラックス・平静さを重視しています。

また、“自分自身を知る” というコンセプトのもと、自分の強みと弱みを理解しているというだけに留まらず、システマのトレーニングにより自分自身の制限や限界を理解するというものです。

参考:システマアカデミー

以前から鍼灸の施術において、自分の状態や身体の使い方が治療効果に反映することをやんわりとは認識していた昨年からそれをより明確化していくことを目標にしてきました。

今回、参加者はほぼ鍼灸師の先生たちで、施術に活かせられるワークでした。

触れ方の違い、自分自身の緊張の状態で、相手への感じられ方、そしてアプローチまで変わること。

常に自分の快適な状態を目指すのですが、上手く身体が使えた時、快適な状態にあるときというのは自分の中で認識できていない。

上手くできたから、もう一度やってみようと試みると出来ない。

頭で快適な状態を考えて動いている時点で、真の快適さは得られない。

この快適さを追求していく過程の中に、自分の身体の問題、ココロの問題がブレーキをかけていることを認識しました。

 

簡単なことではありませんが、少しずつ“自分自身を知り”、より快適な状態で、施術ができるよう今後もシステマに参加していこうと思っております。