9月15日から24日まで、ネパールへ行ってきます。
昨年は飛行機のトラブルで、現地にわずか3日しか滞在できなかったので、今回はそのリベンジ。
そして今回は、鍼灸師として自分にできることにも挑戦してきます。
旅の準備をしながら、うっすらとではありますが、
鍼灸師として、自分自身としてのビジョンの輪郭が少しずつ形を帯びてきたように感じています。
振り返れば1999年。思いつきで初めて訪れたネパールで深く心を惹かれ、翌2000年にも再訪、
合わせて2か月弱を過ごしました。その時に芽生えたのがチベットへの関心でした。
2006年、バンコクのマーケットで出会ったチベットの古代ビーズ、DZI BEADSを購入。
2009年、ポーランドを訪れた際、安く泊まれるよと紹介されたのが建設中のチベット仏教センター。
そこで建設作業や、ヨーロッパ初のモンラム(祈祷祭)の準備を手伝いながらの滞在しました。
モンラム当日、高僧リンポチェから按手していただいた時、
こみ上げる感情もないのに涙が止まらなくなったことを今でも鮮明に覚えています。
その翌年2010年、脱サラを決意し、鍼灸師としての道を歩み始め、そして昨年、24年ぶりにネパールへ、そして今年再び。
気づけば、ネパールやチベットとの不思議なつながりを感じずにはいられません。
今はただ、ネパールやチベットに少しでも貢献したい、そんな想いが年々強くなっています。
今回の渡航も、出会いと挑戦に満ちたものになる予感がしています。
少し長いお休みをいただき、ご迷惑をおかけしますが、帰国後は年末までしっかり営業いたします。
旅で得たパワーと、より深まった鍼灸師としての思いを還元できるよう努めてまいりますので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。